2025/07/02 09:19

廃棄されるはずだった良質な生地を活かして、
もう一度“服としての命”を吹き込むこと。
それが、sugarsの考えるサステナブルウェアです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
服になる前に処分されている上質な国産生地
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

まだ十分に使える。
むしろ新品そのものなのに、
流行の変化や在庫過多を理由に
服になる前に廃棄されてしまう生地があります。

以前『ガイアの夜明け』という番組で、
大量に捨てられる衣服や生地の現実を目にし、
その光景に大きな衝撃を受け、何かできることはないかと考え続けてきました。

そして出会ったのが「アパレル残反」。
アパレル製造の過程で余った、
質の高い国産生地が個人でも購入できると知り、
その生地で一着ずつ服を仕立てるようになりました。

国内で丁寧に作られた大切な資源を、無駄にしない。
微力でも、「0ではない選択」を重ねていきたい。
そんな思いで、一着ずつ丁寧にお洋服をお作りしています。


━━━━━━━━━━━━━━
国産品が1.4%という現実
━━━━━━━━━━━━━━

2024年、日本で供給された衣料品のうち、
国産はわずか1.4%。

海外の方が、ずっと安くてたくさん作れるから。
気づけば、つくる場所はどんどん日本じゃなくなっていった。
そして、いつの間にか「早くて安い」が“あたりまえ”になってた。

私はその流れを、
少しでも止めたいんです。

「日本で縫い、日本で作る」という選択を大切にし、
国産の生地と縫製にこだわった服づくりを続けていきたいと思っています。

限られた国産の生地、
限られた国内生産の現場。
それらを未来へつなげていくために、
今日も一着ずつ、心を込めてお作りしています。

私の作ったお洋服が
あなたの選択肢のひとつになれますように。



sugars
shizuka wakayama
2025.07.01